ダースベイダー現る!?
鞍馬山はわたしの大好きな場所のひとつだ。 『婦女子は一人で歩かないこと』なんて不粋な立て看板を尻目に、ひとり静かに自己対峙しながら歩くのにおあつらえ向きの山なのだ。限りなく人の手を入れていないので、味のある倒木がそこここにあって、その佇まいにいちいち心を奪われてしまう。
鞍馬山はいわゆる有名な聖地のひとつだが、多くの欧米人たちをも惹きつけるのはそのスケールのデカさのせいだろうか。
何故って、650万年前に金星から地球を救うためにやってきた『サナートクマラ』という宇宙神を祭っている(多分隕石のことだと思う。)鞍馬寺は、フツーの仏教を軽々と飛び出して、スペースオペラよろしく、宇宙戦艦ヤマトもスターウォーズも吃驚の壮大なSFロマンを繰り広げているのだ。
・・・鞍馬天狗は金星人だったりして。。
鞍馬の火祭りは有名なのだが、実は五月満月祭(ウエサク祭)という、知る人ぞ知る秘めやか&マニアックな祭りがある。夜を徹して行なわれるもので、二年ほど前に一度参加したことがある。
ちょっと他では味わえない不思議でスペーシーな祭りである。
叡山電車の鞍馬駅で降りて貴船に抜けるのが正当なルートだが、今回は貴船から鞍馬へ行くことになった。こちらからのルートは勾配が急でキツい。(山越えし終える頃、すわっ!地震かっ!?と思ったら、自分の膝が笑ってただけだった。)
鞍馬寺の奥の院(まさに山の奥にある)は聖地中の聖地なのだろう。その周辺は、ン億年前海の底だったそうで地盤自体も特殊らしい。地球のエネルギーが満ちている場所なのだと思う。(ちなみにお寺の正面にある不思議な△と○のシンボルはその奥の院のエネルギーをダウンロード?しているらしい。)
さて、その奥の院をお参りして外へ出ると、どこからともなく黒い蝶がわたし目がけて飛んできた。虫がカラキシ駄目なわたしは、思わずパニくってしまったが、落ち着いて後から考えると何やら意味深な気がしてきた。
調べてみれば古今東西、蝶は色々なことを象徴してきた。地を這うイモムシ⇒サナギ⇒蝶へと生まれ変わるところから変容、死、再生といったことを暗示する。また黒も死を連想することから、黒い蝶が意味するのは死と再生、大きな変容といったことかもな、などと適当に解釈してみる。
金星人か宇宙神か、天狗さまかはたまたダースベイダーかは分からないが、 古い自己は死につつあり、新しい自己を目覚めさせよ・・・と言われたってことにした。新陳代謝ってことよね、つまり。・・・都合のよい解釈かもしれないけど。
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熊野には漠然とした憧れがあった。遥か遠い土地、死を彷彿とさせる古く深い森、昔の人たちの祈りを抱きかかえた石、みたいな

